資産家を夢見る(笑)寝当直医Marskoinです。
で、寝当直とはなんでしょう!?
入院患者さんがいる病院では、夜間も含め24時間
医師が待機している必要があります。
無医村になることは許されません。
病院は、当直の観点でみると
夜間でもかかりつけの患者さんや救急患者さんを診る病院と、
夜間は外来の受け入れがなく入院患者さんだけをみる病院
(療養型の病院に多いですね)とに
大別されます。
前者の救急病院では当直料が高い代わりに眠れません。
翌日の仕事にも支障が出るため、若い時しかできませんね。
後者の病院では、基本的に入院患者さんに変わりがあった時だけ対応をします。
療養型の病院では看取る(お亡くなりの診断)ことが主になります。
そのため、当直室の待機だけで済むこともあります。
これを業界のスラングで寝当直といいます。
「寝当直」って言葉があまり良くないよね~ということで
「ゆったり当直」と呼ばれることもあります。
寝当直は比較的楽なので、
(でもでも一晩に何人もお亡くなりになることもまれにあり、
そんな時はもちろん、大変ですよ)
当直料は安いです。
20年以上前の研修医の頃と当直料は変わりありませんし・・。
Marskoinは10年以上、当直業務をしてきませんでした。
海外にいっていたことや、それなりの立場になったこともありまして。
なにより、基本、夜は家で晩酌してゆっくり寝たいのです。
でも
でも
気付いたのです。
勤務医でいる以上、医師は単なる労働者にすぎないのだと。
経済的自由をえるためには、資産運用、資産防衛が必用なのだと。
資産をつくるためには、その種銭が必要です。
有名どころの中核病院の勤務医の給料はめちゃ安いので、
(本当です。製薬会社勤務の方にはるか及ばない~~)
他から種銭をつくる必要があり、
その手段の一つとして、寝当直医となった次第です。
2016年の暮れから、恐る恐る久しぶりに当直バイトをはじめました。
ほんとに寝当直してるんかい!?
の証拠に当直飯をアップしていきます。
2017年1月から何気ない拍子に、当直飯を写メする習慣ができたので、
ご紹介しますね。
2017年1月某日、東京郊外の病院の当直飯。
写真がぶれてますね。
悪くないです。味付けいいし、バランスもいい。
デザートにゼリーもついてます。
不満はないのですが、
でもでも、90年代の当直飯は、
自由に出前を取っていい病院も少なくなかった。
2つの寿司屋から2つ寿司の出前をとったこともあったなあ~~
遠いまなざし~~
古き良き時代。
いまの当直飯は検食と言って、入院患者さんと原則同じものがおおいですね。
今日は、自己紹介を含めて、寝当直をご紹介しました。
では、また。